【雄山】残雪の立山。スノーシューで歩いて、雄山の山頂まで。
📋 結論からひとこと
残雪期の立山は、晴れれば別世界。私たちでもスノーシュー+アイゼンで雄山山頂まで行くことが出来ました。
日焼け対策必須・装備選びが鍵・雷鳥にも会える2日間でした。
残雪期5月の立山へ行ってきました。
目的は残雪期のスノーシューハイキング。せっかくなので雄山の山頂も目指すことにします。装備は12本アイゼン・ピッケル・スノーシュー・チェーンスパイクとひととおり揃えたけど、今回は贅沢にも小屋泊なのでパックは比較的軽め。時間も余裕があるので、それが少し心強かったです。
📊 今回の山行データ(YAMAPより)
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 立山(雄山)標高3,003m |
| 日程 | 2025年5月8日(木)〜9日(金)2日間 |
| 活動時間 | 8時間49分(2日間合計) |
| 歩行距離 | 7.9km |
| 累積標高差 | ↑715m ↓729m |
| コース定数 | 17(ふつう) |
| 消費カロリー | 1,462kcal |

🕐 1日目タイムライン
08:20 スタート(室堂登山口)
一面の白。快晴・無風
09:54 一の越山荘
スノーシュー→12本アイゼンに換装・荷物デポ
11:52 立山(雄山)山頂 3,003m
剱岳・穂高連峰の大パノラマ。お参りも
13:16 一の越山荘(休憩)→下山
雪が溶け始め歩きにくい
14:14 室堂山荘(チェックイン)
窓から雷鳥を目撃!
立山駅からケーブルカー・バスで室堂へ

立山駅からケーブルカーで美女平へ、そこからバスに乗り換えて室堂を目指す。バスの車窓からもすでに絶景。道の両脇に雪の壁が迫っていて、ここだけで来た甲斐があると思いました。


室堂に降り立つと、一面の白。想像はしていたけど、実際に目の前に広がると改めて圧倒されます。






スノーシューを履いて一の越山荘へ
今日の宿泊先・室堂山荘に到着。チェックインにはまだ早いので・・


とりあえずスノーシューを履いて一の越山荘を目指します。
フカフカな雪質ではないので不要かもですが、せっかく持ってきたので使いたいんです。😅
道中は踏み跡が多く、トラバース気味になる箇所もあるので「やっぱり12本アイゼンにしておけばよかったかな?」と思う場面も。周りの方たちもスノーシューは少数派でした。



☀️ 残雪期の立山、日焼け対策は必須
天気が良すぎて日差しが容赦なかった・・。サングラスを外すと目を開けていられないほどの照り返し。UVカットのフード付きロンT+帽子+サングラスで対策。日焼け止めは途中で塗り直します。風もほとんどなく、薄手のフリースで暑いくらいでした。


🏔️ スノーシューのヒールリフターが大活躍
残雪期の登りはほぼ直登になるのでじわじわと体に来ます。スノーシューのヒールリフターのおかげでふくらはぎの負担がだいぶ抑えられました。道具の選び方って大事だと実感。

一の越山荘でアイゼンに換装、雄山山頂へ
一の越山荘からの眺めも素晴らしい。トイレを借りて、ここで12本アイゼンに換装。荷物をデポして、いよいよ雄山山頂を目指します。




山頂直下は雪と岩のミックスで、なかなか歩きにくかったです😫。アイゼンのひっかけに気をつけながら、ピッケルも使ってゆっくり一歩ずつ登りました。振り返ると荷物を置いてきた一の越山荘、歩いてきたルート、室堂ターミナル、宿泊予定の室堂山荘まで見渡せました。





山頂!見渡す限りの大パノラマ
山頂に着くと、見渡す限りの大パノラマ!剱岳、穂高連峰……。雪に覆われた峰々が連なる様子は、まるで水墨画のようでした😍。よく言われる表現だけど、本当にそうとしか言えなかった。山頂のお社にお参りもして、しばらく景色を堪能しました。













下山中のヒヤリ💦
⚠️ アイゼンの引っかけに要注意
下山中、目の前で妻が転倒。1回転してしまった😭。アイゼンを岩にひっかけてしまったらしい。かなりヒヤッとしたが、幸い怪我はなかった。本人は転んだことよりも新調したウェアが汚れたことを気にしていたようだったが……。残雪期の雪と岩のミックス帯は慎重に。
下山中雷鳥に遭遇。
見守ってくれているのでしょうか?😀


一の越山荘で少し休憩してスノーシューに戻し、下山再開。午後になって雪が溶け始めており、スノーシューだと滑りやすく歩きにくかった。脚に結構な負担がかかって疲れました。😫




室堂山荘にチェックインして、美味しい夕ご飯をいただいたあと、ちょっと散歩に繰り出します。



個室の窓の外に雷鳥が現れた!
ふと窓の外を見ると——雷鳥!ちょっとテンションが上がりました。😍


2日目:曇り空と、たくさんの雷鳥との出会い
🐦 曇りの日は雷鳥に会いやすいとか
翌朝は打って変わってどんより曇り空。でも、こういう天気のほうが雷鳥の遭遇率が高い。チェーンスパイクを履いて周辺を散策しながら室堂ターミナルへ向かう途中、本当にたくさんの雷鳥に会えた。青空だったらもっと映えたのにな、とは思いつつも、会えた喜びのほうが大きかったですね。


雷鳥の探し、写真を撮りながらのんびり歩きます。バスの時間まで本当に人が少なくて、静かで、最高でした。










雪の回廊を少し歩いて帰路へ
帰りは雪の回廊に少し立ち寄ってから、帰路につきました。


🏔️ まとめ:残雪の立山、また来たい!
晴天の1日目と曇りの2日目、それぞれ違う表情の立山を楽しめた2日間でした。残雪期の直登はしんどいし、山頂直下の雪と岩のミックスは緊張感があるけど、その分だけ山頂に着いたときの達成感と景色の迫力は格別でした。
スノーシュー・アイゼン・ピッケルをすべて使う今回のような山行は、装備選びや使い分けの勉強になりました。雷鳥も想像以上に近くで見られたし、室堂山荘の個室もよかったですよ。😁
次は晴れた日に雷鳥を撮りたい。
