【讃岐富士】飯野山で4ヶ月ぶりの登山|へっぽこ夫婦のブランク明け記録
香川県の讃岐平野に、ぽつんと浮かぶ円錐形の山があります。
標高421.6m、その名を飯野山(いいのやま)。
古くから「讃岐富士(さぬきふじ)」と呼ばれる、愛らしいシンボルの山です。
私たち夫婦、実は昨年12月からずっと山から離れていました。
気づけばブランク(サボり)は、まる4ヶ月。
どうやら歳を重ねると、日々の仕事の忙しさや、疲れを言い訳に
休む理由を探すのが得意になってくるようです。
「山に行きたい!」という気持ちは、二人とも変わりません。
ただ、体と気力がついてくるかどうかは、また別の話でした。
そこで本格シーズン前のリハビリとして選んだのが、飯野山。
2026年4月16日(木)、帰省した帰りに歩いてきました。
📝 結論からひとこと
ブランク明けの足ならしに、ちょうどよい一座でした。
一方で下山では、日々のトレーニング不足の現実を突きつけられる場面も。
楽しさと反省、両方がぎゅっと詰まった半日でした。
今回の山行データ(YAMAPより)
| 📅 山行日 | 2026年4月16日(木)日帰り |
| 📍 エリア | 香川県・飯野山(讃岐富士) |
| 📏 総距離 | 5.0km |
| ⏱ 行動時間 | 3時間34分(休憩49分含む) |
| ⛰ のぼり/くだり | 400m / 399m |
| 🔥 消費カロリー | 712kcal |
| 📊 コース定数 | 10(やさしい) |
| 🚶 ペース | 標準(90〜110%) |
コース定数10は「やさしい」判定。
4ヶ月ぶりの体には、これくらいがちょうどよい負荷のはずでした。
飯野山(讃岐富士)ってどんな山?
飯野山は丸亀市と坂出市にまたがる独立峰です。
讃岐平野にぽつんと立つ、小さな円錐形の山。
その姿はまさに「讃岐のシンボル」と呼ぶにふさわしい佇まいです。


讃岐平野には飯野山をはじめ、おむすび形の独立峰がいくつも連なります。
これらはまとめて「讃岐七富士」とも呼ばれているそうです。
登山道はよく整備されており、地元の方の散歩コースにもなっています。
子ども連れやシニアの姿も多く、気負わずに入れる山でした。
🚗 アクセスと駐車場
登山アプリ「YAMAP」の地図によると登山口は2ヶ所あります。
平日の朝9時半でも、車は2〜3台ほどでした。
私たちは「弥生の広場」駐車場にある登山口からスタート。

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駐車場より少し進むとトイレが整備されており、安心です。
休憩スペースもあります。
のどごし生の空き缶の風鈴?がいい感じでした。
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コースタイム
📍 2026年4月16日(木)のルート
09:57 登山口スタート
「弥生の広場」登山口 / 快晴
11:27 飯野山 山頂(標高421.6m)
登り 1時間30分 / 広場あり・ベンチあり
12:17 昼食を終えて下山開始
おにぎり休憩 50分 / 木陰で風が心地よい
13:32 下山ゴール
下り 1時間15分 / 膝に来た…
【登り】整備された緩やかな登山道を行く
登山口から山頂までは、ゆるやかな登りが続きます。
よく踏みならされていて、歩きやすさは想像以上でした。
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「4ヶ月ぶりだし、途中でバテるかも……」
そう身構えていましたが、杞憂に終わりました。
急登らしい急登がなく、一定ペースで淡々と高度を上げられます。
平日なので登山者はまばら。
静かな森を、写真を撮りながらのんびり歩きました。
10分歩いて2分休む、くらいの割合がちょうどよかったです。
🌸 桜は終わり、新緑のはじまり
4月半ばの登山道では、桜はすでに盛りを過ぎていました。
足元に散る花びら、頭上には眩しい若葉。
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途中の展望所からは、讃岐平野が一望できます。
田畑と街並み、その先には瀬戸内海の穏やかな広がり。
独立峰ならではの、すっきりとした眺めを楽しめました。
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🐛 シャクトリムシの洗礼
途中から、たくさんの糸を垂らしたシャクトリムシがブラブラしていました。
知らないうちに帽子や肩にくっついていて、なかなか気が散って困ります。😭
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4月の新緑は美しいですが、虫たちも元気なようです。
長袖・帽子・首タオルは、春山でも必携だと再確認しました。(ちなみに私は帽子を持参していませんでした)
🐈⬛ 黒猫に何度も遭遇
登山道では、黒猫に何度も出会いました。
人慣れしているらしく、逃げる様子もなくじっとこちらを見ています。
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妻は大の猫好き(というか動物全般)なので、見かけるたびに足が止まりました。
こうした里山ならではの出会いも、低山歩きの醍醐味です。
【山頂】のんびりできる広場で昼ごはん
山頂に着いたのは、スタートから1時間30分後の11時27分。
木々に囲まれているため、大きな眺望はありません。
ただ、ベンチのある広場があり、昼食には申し分ない場所でした。
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途中で出会った?黒猫がいました。
逃げる気配は全くありません。
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「飯野山」のイベントの案内が張り出されていました。
結構な頻度で開催されているようですね。
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日差しを遮る木陰もあり、4月の陽気でも過ごしやすい。
持参したおにぎりを食べながら、ひと息つきます。
シャクトリムシの警戒は怠りません👀
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4ヶ月ぶりの山頂ごはんは、格別でした。
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山頂より少し下ったところに展望台。
遮るものもなく、天気も良かったので絶景でした!😍
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📷 カメラ操作も4ヶ月ぶり
道中、一眼ミラーレスカメラの操作がぎこちなく、あれこれいじりながらシャッターを切っていました。
ブランクは足腰だけでなく、機材操作にも及んでいました。
家でも時々触って慣らしておこうと反省・・。
【下り】思わぬ洗礼を受ける
問題は、下山ルートでした。
登りとは打って変わって、かなりの急な下りが続きます。
岩まじりの斜面、前日の雨の影響もあってか滑りやすい足元。
5分も下りないうちに、膝にジワリと重さを感じ始めました。
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下山中にもシャクトリムシが上から狙ってきます。
妻が小枝で払い除けてくれながら進みました。😩
🦵 中腹で膝がガクガクに
中腹あたりで、膝が震えてきました。
4ヶ月のブランクが、下りで一気に顔を出した形です。
トレッキングポールを持参していなかったので、ゆっくり慎重に時間をかけて下りました。
下りにかかった時間は1時間15分。
コースタイムどおりとはいえ、気を使い疲れる下山でした。
登りを「楽だった」と感じた山でも、この消耗ぶり。
山は、下りにこそ真価が問われるようです。
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上りの途中で寄ったトイレの横にある建物で「登頂記念カード」をいただきました。
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⛩ 神社にお参りして帰路へ
下山後、登山口駐車場近くの神社にお参りをしてきました。
「無事に歩けたこと、ありがとうございました」と手を合わせます。
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こうしたひと区切りを入れると、山行が心に残るものですね。
私たちの山歩きには、こうした静かな時間が合っているようです。
同年代の方へ ── ブランク明けで気づいたこと
今回の山行で、あらためて痛感したことをまとめます。
同じように「久しぶりの山」を考えている方の参考になれば幸いです。
💪 ① 筋力は思っている以上に早く落ちる
4ヶ月のブランクで、下りの膝がここまで弱るとは驚きでした。
アラフィフは回復よりも衰えのほうが速い、そう実感します。
冬場でもスクワットや階段昇降など、最低限は続けるべきだと痛感しました。
🏔 ② 復帰の一座は、とにかく易しめを選ぶ
コース定数10、距離5km、標高差400m。
この規模だからこそ、安全に歩き切ることができました。
いきなり中級以上の山はケガのもとです。
「物足りないくらい」が、ちょうどいいと思います。
🦯 ③ 下りこそ慎重に、道具にも頼る
転倒事故の多くは下山時に集中しています。
膝が笑ってきたら、無理せずストックに頼るのが安全です。
小柄で筋力に自信のない私たちには、ストックはほぼ必携の装備です。
💧 ④ 水分と行動食は低山でも切らさない
標高400m台でも、汗はしっかりかきます。
水は最低1L。夏場は1.5〜2L持つようにしています。
行動食もあめ玉ひとつあるだけで気分が変わるものです。
今回の装備メモ
✅ 服装:半袖ベースレイヤー+山シャツ
✅ ボトム:ストレッチパンツ
✅ 帽子:ツバ付き(虫よけ・紫外線対策に)
✅ ザック:20L日帰り用
✅ 食事:おにぎり・行動食・水1L
✅ シューズ:ローカットの軽登山靴
まとめ ── 春の讃岐富士は、心身ともに目覚めの一座
4ヶ月ぶりの山歩きに、飯野山(讃岐富士)は最適でした。
登りやすく、里山の情緒もたっぷり味わえる山です。
同時に、下りでは筋力の衰えをしっかり教えてくれました。
この「気づき」こそが、今回いちばんの収穫だったかもしれません。
🌿 私たちの登山スタイル
アラフィフの私たちは、無理をしないことを一番のルールにしています。
飯野山のような里山は、百名山の間に挟むリハビリ山行にも最適でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
